JAPANESE SOUL(ニッポンの魂) » 俺ら東京さ行ぐだ (ほうらいわんこっちゃねぇ MIX)/ The Hardcore Boys -

俺ら東京さ行ぐだ (ほうらいわんこっちゃねぇ MIX)/ The Hardcore Boys -

LATIN RAS KAZ — LATIN RAS KAZ @ 23:26

何年か前にYOUTUBEやニコ堂では同じネタでマッシュアップ合戦が賑わっていたようですが…26年前の1985年。 とっくに全ては始まってた訳で…田舎のプレスリーならぬ田舎のLATIN RASCALSを夢見た僕は、この曲でいきなり全てを突きつけられてしまった。 早く「HIP HOPしなくちゃ」そして早く「東京に行かなきゃ」と無性に急かされたもので… HIP HOPや洋楽すら聴かないような同級生にも、伝わるであろうこの曲は他になかった。「笑える」と同時に「凄い」この「ギャフン」と言わせるイタズラ感覚がたまらなかった。前に書いた「アンチ」はまさにその感覚。

長渕の唄じゃないけど、地方出身の僕にとって80年代東京はどれほど憧れた事か、物だけではなくネットなんかが無い時代は確実に東京にしかない「何か」は確実にあったはず。
音楽一つとっても東京にしかない音楽やシーンあったけど、今は?

あの頃の自分が見たら今でも「東京」は憧れの町なのだろうか?
俺が東京に慣れてしまったのか?東京に魅力がなくなってしまったのか?
今ではある意味「俺ら東京から帰るだ」な時代に変わってしまって、「俺ら東京さ行ぐだ」という曲自体リリース当時ほどにはシニカルに聞こえなくなってしまったとはいえ…されど東京…
FUCKING CITY TOKYO CAPITAL OF FUCKING JAPAN

そんなこんなで、ある意味今一番シニカルなメディアであろうFMラジオとしてかれこれ5年?ほど楽しくやってる「ニッポンの魂」ですが、今回特別にどーしても聴きたいという都会的な貴方の声にお答えして特別にこちらで今回聴けるので良かったら是非。


6件のコメント »

  1. [...] This post was mentioned on Twitter by かおちゃ, Japanese Soul!!. Japanese Soul!! said: 俺ら東京さ行ぐだ (ほうらいわんこっちゃねぇ MIX)/ The Hardcore Boys – http://is.gd/QPHkiJ [...]

  2. 自分はネイティヴ津軽弁スピーカーじゃないし、分り易さも考えてリミックスしたということは理解できるのですが………違和感バリバリです。
    学生時代、原曲をカラオケで歌った時も「すっごくリアル~!」って喜ばれました(同じ東北地方なのに…orz)

    閑話休題。
    この曲が日本で初めてヒットしたラップなのは、たぶん正しいでしょうw
    そしてサヨクっぽくない自虐ネタを広く浸透させたのも大きな功績だと思います。
    今は演歌畑にいるIKUZO先生ですがニコ動でのノリの良さを見ても、新しいことを柔軟に受け止められる、貴重でしかも評価が足りないソングライターのように思います。(アリス出身の某と比べても)

    プロアマ問わず、彼をきちんと評価した人はいるのかな~?

    Comment by 大仏の人 — 2011年2月20日 @ 01:53
  3. 大仏の人さん

    コメント有り難うございます。
    自分も東北出身なのですが、特に言葉の部分(青森弁のクオリティー)で聴いたりしてなかったので、その部分での違和感を感じた事は無かったです。あくまで半分スノッブなパロディなので…その部分では好きずきでしょうね。

    今ではニコ動でネタとして使われる事に関して寛大なのかもしれないですが、この曲が出た当時は、幾三先生の逆鱗にふれ、発禁→回収という逸話があったようですが、今ではもぐら叩きのさながらにネタにされる状況に「俺も行ぐぞう」と逆にブームに乗ったような曲をリリースする等、昔の出方とはずいぶん変わったなぁと思いました。

    余談ですが、当時、吉幾三が「おら東京さ行ぐだ」の大ヒットで何かの賞を貰った時、「おらこんな村好ぎだー」と泣きながら歌っていた記憶があり、その矛盾した感覚は地方出身の自分としてもわからなくもない思いでした。

    Comment by LATIN RAS KAZ — 2011年2月20日 @ 19:16
  4. アップロードは非難されながらやるんだ
    レコード会社やジャスラックや 業界くんや友達からまで
    “あーあ、勝手なことしちゃって” とか云われてさ

    貼って見てるだけじゃヒップホップじゃないよ
    サイバージャングルへ行って行動しなくちゃ
    チャンネルのうp主はアウトローなんだ

    Comment by 5 — 2011年2月21日 @ 22:09
  5. レス有難う御座いました。
    当時のIKUZOブームには完全に乗り遅れたので、そういう経緯があったとは全く知りませんでした。でもまあ、パロディでもリスペクトでもオマージュでもパスティーシュでもコラージュでも何でもいいですが、そういう文化に慣れてない人の逆鱗に触れることは想定内じゃなイカ?というか、逆鱗に掠らなくちゃ面白くないwww
    むしろそれをチャンスだと考え直した事をオイラは評価します。

    話は前後しますが、訛りへの違和感について。
    東北の人でもそうなのだから、熊本の人は全く理解出来ないでしょうねw
    微妙なニュアンスの違いを互いに理解できるのは、ひょっとしたら英会話習得よりも難しいかもしれませんwwww
    まあ、日本語は高低アクセントなので音楽的というか楽譜として表現できる可能性はあるのカナ?と無責任に今思いつきましたww

    Comment by 大仏の人 — 2011年2月22日 @ 05:39
  6. 5さん

    コメントありがとうございます。
    最近の様式化されてしまった様々なシーンには良い意味でスリリングさは薄れてしまったけれど、DJなんかはスリルを求める人達が集まる場所だったはずなのに、今では周りを確認してから大合唱するような場に成り下がった部分もありますが…赤信号は一番先に渡ってこそ意義があるもの。
    その先導をきりたいものです。そう考えるとクリアランスの問題とかでビジネス的には率の悪いこのMEGA-MIXなんかはある意味、お金目的ではない、ピュアな部分がある手法なのかもしれません。

    大仏の人さん

    自分が最近のニコ動辺りの吉幾三ネタブームに腹の底から笑えなかったのは、単に重ねただけでそこには違う意味もスリルも無かったからかもしれません。まぁそんな難しい事を考えて聴くようなものでもなくあくまで直感ですが…
    こういった皮肉をはらんだものは人によって取り方も様々なので余喋りすぎるのはナンセンスなのかもしれませんねww。

    Comment by LATIN RAS KAZ — 2011年2月23日 @ 20:06

この投稿へのコメントの RSS フィード。 TrackBack URI

コメントする

© 2024 JAPANESE SOUL(ニッポンの魂)