JAPANESE SOUL(ニッポンの魂) » 畠山美由紀「わが美しき故郷よ」

畠山美由紀「わが美しき故郷よ」

KANEKO HIDESHI — Kaneko Hideshi @ 23:31

3.11から1年が経とうとしています。

家族や故郷を失った方、いまだに原発問題に翻弄されている方、一旦落ち着いて、まぶたを閉じてこの曲を聴いてください。

畠山美由紀ネエさんのこの曲。

みんなの故郷の歌なんですよね。

太陽の光、緑の山、青い海。

目に浮かんできます。

すばらしい!


2件のコメント »

  1. [...] ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.58 『倫理と政治』 最近は、京都市長選挙のこともあり、クラブ営業に関する風営法見直しが注目を浴びております。音楽好き、クラブ好きのワタクシとしても京都市長選挙に関しては、選挙結果がちょっと気になっていたのですが、投票率が36.82%で、前回の37.82%よりも1%下がったという残念な結果。もちろん、クラブの風営法を見直し推進派の立候補者の方は落選で、現職が再選。うーむ。悲しむべきは落選したことか、はたまた投票率の低さか。個人的には投票率の低さです。政治に関心があると、どうもマイナスイメージに見られがちなニッポン。かく言うワタクシのこのコラムも「過激発言」と言われるときが多々あります。過激なコトを書こうとしているのではなく、単純に疑問に思ったことを書いているだけなんですけれどね。おそらく、60年代から70年代にかけての学生運動とか、日本赤軍とか、そこら辺の過激行動的な時代があって、公安とかが様々な政治団体に圧力をかけて、選挙以外に目立った政治活動がほとんどないいまの状況があると考えます。つまり政治に関わる、、、現行の政府に物申すことは、公安に目をつけられて、最後にはタイーホされるから”悪いこと”。だから、無関心でいることが安全で正しいことなんだと。そういうキミョーな刷り込みがあって、無関心を装うのが徳とされる文化が、どうも根付いてしまったようですな。まさに山崎豊子の『運命の人』の世界ですよ。新聞記者が政府の罪を暴こうと真実を追求しただけなのに、国、政府に口封じをされる。みんなコワいから、触らぬ神にたたりなし的な、そんな世界です。これって、ある意味マインドコントロールというか、パブロフの犬というか、しつけというか、臭い物にフタというか、そういうコトですよね。どうもイメージを悪くしてくるヤカラがいらっしゃるようです。コレでは若い人が政治問題について、語る場や機会が無くなりますよね。本当ならば、もっと語るべきなんですけれど、残念ながら無関心になってしまっています。ちなみにアメリカのドラマなんかは、若い人でも堂々と民主党派か、共和党派かの話しが出て来たりしますよね。でも、日本のドラマにはない。特に検閲のようなものはないんでしょうけれど、テレビ局やラジオ局の倫理委員会なるものが牛耳っています。映画も映倫が牛耳っていますな。その指標的な、指南的な部分をいわゆる各倫理委員会が担っているんですけれど、確かに倫理的な判断は難しいですよ。でも、だからってなまったるい恋愛ドラマや、家族ドラマしかないっていうのはどうなんですかね。もっと一石を投じるような作品があってもいいと思うんですけれど。どうも日本という国は、別の考えの共存をあまり望まない。小さい島国というところからきていると思うんですけれどね。3.11から1年を迎えようとしているいま、この国が新しいステップを踏むためには、興味を持つことだと思っています。原発問題しかり、復興問題しかり。政治にもっと異を唱えて、参加しても、バチはあたらんと思いますけれどね。みなさんはどう思われますか?畠山美由紀「わが美しき故郷よ」旅路 良 [...]

  2. [...] ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.85 『ぼんやりとした喪失感』 大震災から2年目の3月。トーキョーにいると日々が目まぐるしく変化し、情報も怒濤のように押し寄せてくることもあり、どうしてもそれに追われる日々をおくりがちで、残念ながら被災地の現状が気にならなくなりはじめているのはたしかです。とくにニュースで毎日ながれているワケでもないですしね、自ら調べようとしなければ、その被災地の情報が目に触れるコトもない状況になりはじめています。一時は、オウムが覚えたばかりのコトバのごとくくりかえされていた「被災者のことを考えろ!」なんて陳腐なコトバも、最近ではほとんど耳や目にしなくなりましたね。しかし、現地、、、津波による被災地は、やっとガレキが片づき、道路の整備がはじまった状態。さらに福島の東側半分は、いまだにあの時、あの瞬間で時が止まったままです。人々は、放射性物質の問題に「どうしたらいいのか?」と2年間悩みつづけ、結論を出せずにいるヒトがたくさんいるワケですよ。と言って、決定的な解決策もなく、住む場所を移ったところで仕事をどうするとか、ほかのさまざまな問題も発生します。生活にもかかってくるので、簡単に決められることではありませんよね。被災地から避難してきているヒトたちも、もどれるのか、もどれないのか。いまだハッキリせず。「働かないで遊んでいるだけ」だの、「なんで働かないんだ!」だの、まったくもって言われようのないバッシングを受けている方もいらっしゃいます。そりゃ、アンタ!働けないですよ、彼らはもどりたいワケですから。もどりたいと願っているがために、そこで働きはじめるのがいいのか、わるいのか判断がつかないんですよ。働くのであれば、雇う側はながく働いてほしいですから、その希望に添えないと思ってしまう。するとバイトくらいしかできないワケです。でも、働くと、東電からの賠償金が出なくなってしまいますからね。ヘタすると賠償金よりも低い給料で暮らす可能性が出てきてしまうワケです。そんなのフツーに考えたら、働けないですよ。前に進んでいいのか、悪いのか。。。行くところ矛盾ばかりで、結局そこには葛藤のみ。“代え”のきかない日常が、ソコにはあるワケです。もちろん、前にすすんでいるヒトもいますけれどね。でも、それもほんの一部。しかし、先日の福島第一原発の停電騒ぎといい、まだはじまってもいないし、おわってもいないんですよね、原発事故は。事故の時点のまま、時間が止まっていることをあらためて実感しました。冷却が止まっただけで、水温が上昇するってことは、まだまだ炉心は冷えてもいないってことですからね。ココでも”口をすっぱく”して書いてきましたが、原発は「止める」「冷やす」「閉じ込める」の三段階を経て、はじめて終わりをむかえます。現状は、1号機から4号機まで「止める」の、いちばん最初の段階。2号機なんかは、中身の状況がいまだにわかっていない状態ですから。その他の原子炉の内部も、実際に調べられたわけでもなく、あくまでも予想の範囲でしかない。もちろん、いまだに放射性物質を大量に放出しつづけています。どうも、もう出てないと勘違いしている方も、なかにはいらっしゃるようですがね。なんの問題もなく、放射性物質は出てますよ。まだ、そういう状態です。原発事故被災者へ支払う賠償金も、右肩上がりに膨らんでいます。連日、経済状態悪化のニュースがながれているので、ご存知の方もおおいと思いますが、いまはこの国にはお金がない状態。借金だらけですからね。そりゃ、東電にすべて責任をおわせちゃいますよ。でも、それがホントに正しいのでしょうか。。。いや正しくないでしょう。国の政策の一環で、原子力事業をはじめたんですから。やはり、国がキチンと問題に向き合って、責任をとるべき。国が責任を取るってことは、われわれが責任を取るってことです。我々の身から出たサビ、ならぬ、身から出た放射性物質なワケですから。それに、いまの状況になってしまったというのも、そもそものエネルギー対策が間違っていたということです。もちろん、原子力の研究はこれからも必要ですけれどね。ただ、ビジネスとして手を出すにはちょっと早すぎたのかも。残念ながら、まだ研究の域を超えられていなかったというコトです。ちなみに、他国、たとえばドイツの原子力エネルギー対策をみると、原発設置計画のいちばん最初から、原子炉の解体のための積み立てをおこなっていたらしいです。原発が老朽化したときの解体費ってことです。はじめがあるものはおわりがある。約50年後のミライを見据えた計画ですよね。あきらかに、日本とは考え方が違います。どうも「やっちゃえ!」的な日本の悪いブンカのカタマリが、原発のような気がしてならないですよ。それに、事故った原発ですら、廃炉にしようか、どうしよか迷ってましたからね。お得意のモッタイナイ精神をソコで出さんでも、、、と思ってしまいました。永遠のモノなんて、”愛”以外ないんですから、もっと終わりのことも考えて、そういった政策ゴトをすすめてほしいものです。そういえば、先日、個人のブログで、原発から10キロ以内の浪江町の現在を、写真で紹介しているサイトを拝見しました。建物が風化してしまって、勝手に崩れている家もあるんですね。地盤沈下がすすんでいる場所もあるようでした。あの写真をみたときに思い出したのは、チェルノブイリ近隣の最近の写真。事故から27年経ったいまでも立ち入り禁止区域になっている街の写真と、ほぼほぼ似たような感じ。震災から2年経っても、すべてがあいかわらずダラーっと曖昧な状況に流されてしまっている日本。この”ぼんやりとした”喪失感は、いったいなんなんでしょうかね。とりあえず、政府にはそろそろ腹をくくって、大丈夫なのか、ダメなのか、、、すべてを明らかにする責任があると思いますが、みなさんはどう思いますか?畠山美由紀「わが美しき故郷よ」※コチラ昨年にアップした曲なんですが、やはり3月はこの曲が合うかなと。。。手抜きではありませんよ!旅路 良 [...]

この投稿へのコメントの RSS フィード。 TrackBack URI

コメントする

© 2024 JAPANESE SOUL(ニッポンの魂)