Drip Dry EyesはSandii & The Sunsetz のこのバージョン の方がどちらかというと好きだったけど、今聴くとオリジナルの高橋幸宏の方もヨーロピアンでアールデコしていてPVも作品として素晴らしい。
たまにはM.TVでもと思い見ていると何だか渋谷の雑踏にでもいるような居心地の悪さを感じてしまうのだが、PVの多くが終始演奏シーンってパターンが多い。予算的な問題なのかもしれないが…あれは退屈。イメージビデオなのだからアーティストが身振り手振りでカメラにアピールしてばかりの物ばかりではなくて、もっと曲のイメージを膨らませるようなアイディアを期待してしまうのだが、PVの善し悪しで音楽が売れるかどうか…もうそんな時代じゃないのでしょうかね? そんなパターンのPVが多いから違和感すら抱かなくなっているような… ま、先に曲ありきだとは思いますが…
ポンキッキはこの辺の曲を懐かしく思う世代です。
パタパタママ のパパ編。
歌っているフーコさんはこの曲 やポテトチップスのサウンドロゴ や石丸電機等数々のcmソングも歌っていた方で世代によっては声を聴いただけで懐かしいのでは?
世代を超えて色んな人に歌われているようです。
「あばれはっちゃく」繋がりで…
ちょっと前にtwitter上で話題になっていた隠れたjapanese technopop classic.
高見知佳さん、この曲以外にもtechnopop調の持ち歌が多く、technopop調の曲は歌の上手さよりもキャラで歌うという部分も多く、持ち前のキャラはこの手の楽曲のテイストと相性が抜群に良い気がします。
この激情型な曲調に対照的な大正ロマンなジャケットも良い。作詞:戸川純、作曲:矢野顕子 編曲:坂本龍一 戸田誠司
ところでなんで「あばれはっちゃく」かというと…1’59辺りから …
玉置浩二繋がりで…
高校の頃良く見てたテレビ番組「ドラマ時間ですよ 平成元年」挿入歌で番組の最後に本人が歌ってた曲。やたら暗いけど、やたら良い曲。
作詞:小椋佳 作曲:玉置浩二 編曲:星勝
1981年にリリースしたお馴染みNick Loweの1979年のヒット曲「CRUEL TO BE KIND (恋する二人)」をカバー?した珍盤(作詞:Iam Gomm、作曲:Nick Lowe、日本語詞:有川正紗子、編曲:藤田大士)演奏ニュー・ウォール・オブ・サウンド・オーケストラってww なんとこの曲、去年アナログ7inchが再発されていた模様。何が凄いって本家N.Lowe側のwikiにこの曲の事が書かれているのが笑える。
リッケンバッガーを抱えてチャックベリーばりにダッグウォークを決めたジャケットの顔立ちはどこかこの人を思わせる。
一応、Nick Loweのオリジナルはこちら。
前にここで紹介した高橋幸宏さんの蜉蝣 の一部でBurt Bacharachの曲 を引用していたという発見で思い出したのが、これ。
イントロから歓喜の歌を引用していますが、この曲でもBacharach の曲の一部が巧みに引用されている。
否定ではありません。「あり」だと思います。
以下は同曲が収録されたアルバム”PAPER MOON”(76)のライナーでの大橋純子さんの発言の一部。
「私、北海道生まれ、でも田舎へ帰ってもすぐ東京に戻りたくなっちゃうの…やっぱり都会が好きなんだわ、私」
「センスのいい音楽がやりたいわ。歌っていても、聴いていても心地の良いサウンドネ。その中で一生、生きられたら最高に幸せ…」
「マリーナ・ショウはひと頃、一日中聴いていたけど…最近はナタリー・コール、リンダ・ルイスが気に入ってるの。」
三つ子の魂百まで… 納得。